
栗の木がたくさんある場所。
おじいちゃんが軽トラに丸太を積み込んでいました。
とても重そうだったので、手伝いを申し出た。
最初は遠慮していたけど、実は嬉しかったみたい。
作業が終わると、
軽トラの荷台から干し柿を取り出して、
「ほれ」と渡してくれた。
お別れを言う間もなく、
軽トラは急に走り去っていった。
その背中を見ながら、
リアルなおじいちゃんの不器用さに、
「おもろ…」って、つい声が出た。
これは、
Webサイトから依頼されたQuestじゃない人助け。
なのに、
なんだかとても嬉しくて、
干し柿を飾ってみた。
うん。
この生活、ちょっと好きかも。
森に来たばかりの頃は、
怖くて怖くて、車から出ることもできなかった。
毎日、少しずつ探索範囲を広げて、
物理的に安全だと分かると、
今度は「これで生活していけるのか」という不安に押しつぶされそうになった。
でも、今では森は快適。
快適になったということは、
同時に、学ぶことが減ったということでもある。
このまま快適な場所で、
のんびり過ごすのも悪くない。
けど、それでは
私じゃなくなってしまう。
いつだって、
ボロボロになりながら前に進んできた。
今回も、
さも当たり前のように、そうするだけ。
明日は東京方面。
森に帰らない判断、すごく怖い。